中国で有名な菊花茶で輝いた瞳を取り戻そう
美容マニアのたかなし亜妖です。皆さんは「菊花茶」をご存知でしょうか?名前の通り菊の花なのですが、漢方に用いられる食材です。ただのお花ではなく、目や肝臓に素晴らしい効果をもたらしてくれるため、愛飲する中国人も多いんだとか。中国茶としてメジャーな菊花茶、ぜひ日常の生活にも取り入れてみませんか?
菊花茶の効能
菊花茶はまず目に良いことで知られています。中国ではジャスミン茶やプーアール茶よりも飲まれていることが多く、眼精疲労や充血、かすみに効果てきめん。長時間パソコンやスマホを見続ける現代人にとっては欠かせないお茶なんですね。
それだけではなく、のどや肝臓にも素晴らしい効力を発揮します。
のどを潤し、余計な熱を抑えてくれるので梅雨時期のモヤモヤ、ジメジメ、むくみにも◎体内に水分や湿気が溜まりやすいタイプは、菊花茶を飲むことでスッキリするかもしれません。同時に肝機能も癒してくれるので、結果的に不調への改善も期待できるんですよ。ただし余計な熱を排出する=体を冷やす働きがあるので、妊娠・生理中の方は避けましょう。
また冷え性の方も要注意です。熱が奪われてしまうので、1日1杯に留めるなどにしてください。
菊花茶の作り方
「お茶」と言えど中国では全てのお茶が茶葉から煎じられるとは限りません。菊花茶の場合は菊花(ほとんどの場合は杭菊)にお湯を注いで蒸らすだけでできちゃいます!香りが高く、アレンジを加えなくても飲めるのが嬉しいですね。けれどもジャスミン茶やハーブティーのような香り、そして苦みが得意でない方にとっては少々辛いかもしれません。
なのでアレンジとしてはハチミツを入れる、棗と共に蒸らすと甘みが出て飲みやすくなります。菊花の風味そのものが苦手なら、紅茶と混ぜましょう。そうすることで独特の香りや味を抑えることができますよ。また苦みやエグみを出さないためにも、長時間蒸らすのはおすすめできません。