30歳を越えたら「ハリ」をしっかり出せば老けない！Part①

女性の肌はハリさえあれば若見えできる！

近年、女性は実年齢ではなく、”見た目年齢”であることはみなさんも理解されていると思います。20代など若いうちはどんなスキンケアをしていてもそんなに差が出ないのですが、30歳を越えてからはそれまでの肌への負担が目に見える形で現れだしたり、これまでとは同じ簡単なケアでは済まなくなりだします。

それでは、どうゆう肌が一番若く見えるのでしょうか？

実年齢以上に若々しく見えるのは、やはり最初の印象は顔になるので、どうしても顔の肌年齢が若い人は必然的に若く見えます。様々なアンケートにより明らかになったのが、”全体的な顔の肌と目の印象”が、初見の見た目年齢や印象に大きく影響していることがわかりました。

やはり、肌や目元の印象というのは見た目年齢に大きく関係していました。人は最初の1秒でその人の印象を決めると言われています。たった1秒でおおよそのトータル的な印象を決めているのですが、そのたった1秒で見ているのは、顔の肌と目元だったのです。

つまり顔の肌や目元をしっかりアンチエイジングしてケアができていれば、見た目以上に若く見せることは可能なのです。

そもそもどうして”ハリ”は無くなってしまうのか？

どうして肌の”ハリ”はなくなってしまうのか？肌のハリや弾力を取り戻したいのなら、まずは”ハリ”が不足してしまう原因について知ることにより、ハリがどうやって生み出されるのかを知ることができます。

主なハリが不足してしまう原因とは

◆紫外線、または過去に浴びた紫外線の蓄積によるダメージの影響

若い時はなかなかめんどくさがったり、今後のことを考えずに海などに無防備で行ってしまったり、夏しか日焼け止めを塗らない人なども、実は後から肌に影響が出ることがあります。日焼け止めは天気や季節に関係なくしっかり1年中塗って、こまめに塗りなおすことも忘れてはいけません。

◆スキンケアのやり方が悪く、肌の乾燥を悪化させた影響

自分では良かれと思っていたスキンケアが間違っていたりして、良いと思ってやっていたことが逆に肌の乾燥を悪化させ、そのことが原因で肌に負担を与えてしまい、水分量が足りずに肌のハリがなくなってしまうのです。例えば、メイクを落とす際にらくだからとシートクレンジングばかり使い、また、その際にしっかり落とさないと、と思うばかりにゴシゴシこすって落としたりしていませんか？

自分自身の肌タイプを正確に把握できずに、自分の肌の悩みと逆のスキンケア商品を使い続けることで肌の乾燥が悪化してしまうことなどが、肌の水分量を減らし、結果ハリをなくすことになっているようです。

◆ストレスの蓄積・食生活の乱れ・生活習慣の悪化などによる影響

やはり口から入れるものは体の全てを作るものなので、肌にも影響しないわけがありません。食生活が、インスタント食品や保存料や添加物がたくさん入っているもの、ファーストフードをはじめとしたジャンクフードばかり食べていて、必要な栄養素が採れていないと、必然的に肌にも影響してしまいます。

野菜不足はビタミン不足に繋がり、美肌を保つために必要な栄養が採れないので、ハリがなくなるどころか吹き出物などの思わぬ肌トラブルにもなってしまいます。

また、ストレスは肌にもしっかり影響します。良質な睡眠が不足することも、大きく肌に負担がかかります。食生活をはじめとして、様々な生活習慣の乱れは肌に悪影響を及ぼし、怖いのは、若い時にはそうゆう生活をしていても目に見える悪影響はないことです。それによりそんな生活を続けてしまうと、若い時の分まで加えて後から影響が出ることです。

ハリがなくなる原因がわかれば対策できる

上記のように、肌のハリが失われてしまう原因は、自分自身によって作り出しているものもたくさんあります。

もちろん加齢により必ずいつかは若い時のようには保てなくなる時もきてしまいますが、それは随分と先の話です。自分の努力次第ではその時が来るのをかなり遅くすることは現実的に可能なのです。年齢以上に若く見え、肌にハリがあり、みずみずしい美肌の方は、持って生まれた肌質もありますが、それでも必ずなんらかの努力をされています。

東北の方が色白で肌が透き通るように美しい方が多いのは、やはり紫外線を浴びている時間が短いことも関係しています。食習慣も大きく関係しているので、肌が綺麗な方は意識的にも無意識的にも美肌を作る要因を持っているのです。

今回はハリを失ってしまう原因の解明を中心にお届けしました。次回は具体的な美肌のハリの作り方をお届けします。