睡眠の”質”を上げて上質な睡眠で美容にも健康にも最大限の効果をPart④
美容や美肌にはスキンケアだけでなく良質な”睡眠”もマストです。
みなさん美肌を目指すアンチエイジングや年齢肌を感じさせないエイジングケアなどの美容を頑張っているかと思いますが、美肌を目指すのであれば正しいスキンケアだけでなく、生活習慣も大きく関わってきます。
中でも積極的に取り入れたいのが「睡眠」です。いわゆる”ゴールデンタイム”と呼ばれる時間なども含めて良質な睡眠を取ることは、高価な化粧品以上に美肌効果や美容効果が期待できます。
適切で良質な睡眠は、美容効果や美肌効果とともに健康効果も高く、日常生活の中で様々なメリットをたくさん感じられるようになります。
良質な睡眠を作るためには
◾️部屋や寝室など快適な環境を作る
室温や湿度を季節に応じて調整しましょう。暑すぎたり寒すぎたりして体温調節がうまくいかないときは寝つきが悪くなることが多くあります。
また、部屋の明るさは不安にならない程度に暗くしましょう。朝の光とのコントラストがあるほど覚醒しやすくなります。
部屋のインテリアも意外と大きく睡眠に作用することがあります。奇抜な色の家具は睡眠にはあまりいいとは言えません。
◾️自分に合った寝具やルームウェア選びを
上記につながることでもありますが、就寝中の発汗や温度変化に対応できるように吸湿性・放湿性の良いものに加え、体型に合ったものを選びましょう。
体のS字カーブ(後頭部~首・胸、胸~腰)がバランスよく支えられるものが快眠につながります。
【枕の高さ】
起きたときに首や肩が凝っている、胸の筋肉が張るなど筋肉の緊張が取れていないときは、枕と頸椎のカーブが合っていないかもしれません。
好みの高さでも、実は体に合っていないことも多くあります。専門店で自分の首のカーブの角度を計測してもらいましょう。
【敷き布団(ベットマット)の硬さ】
体に対して、柔らかすぎると腰痛の原因になり、硬すぎると骨が当あたって痛く感じたり、血流が悪くなってかえって寝つきが悪くなったりする原因になります。
実際に店頭で寝て試したり、短期間のレンタルサービスなどを利用して、適度な硬さを持ったものを選びましょう。
【就寝前の喫煙やカフェインは避ける】
カフェインと同様、たばこに含まれるニコチンには覚醒作用があります。入眠の妨げになったり浅くなったりするため、疲れが抜けにくくなってしまいます。
【アプリなどを使ったリズムづくり】
睡眠中の状態を記録してくれるアプリや活動計や周波数などが測れるアプリが多数リリースされています。
睡眠の深さに合わせて起きやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる機能など、眠りのリズムを作りやすい手助けをしてくれます。
また、雨音や鳥のさえずり、波の音や風の音などの自然音やクラシック音楽などがアプリになっているものもありとても便利です。
◾️ストレッチなどの軽い運動
日中に運動を行うと、生活のリズムにメリハリが出て、自然な眠気から睡眠につなげることが期待できます。そのため中途覚醒が少なくなり、熟睡することが多くなるでしょう。
動きすぎて興奮状態で眠れないときは、オーバートレーニングになっている可能性があります。自分の生活リズムに合わせて運動強度も調整するとより深い眠りを得られるでしょう。
睡眠と運動は密接に関係しています。睡眠と関係なくとも美容や日々の健康の維持にはとても大切なので是非とも取り入れるべきでしょう。
◾️アロマ(エッセンシャルオイル・精油)
リラックスといえば欠かせないのが”アロマ”です。アロマといえばリラックスと言われるくらい、現代のリラックス方法の定番です。
アロマなんかには縁遠い、という方々も多くいらっしゃると思いますが、香りの効果は馬鹿にできません。アロマは嗅覚を通してホルモンバランスをコントロールする「視床下部」を刺激するので、寝る前にセットすれば自律神経などに作用して上質な睡眠を提供してくれるのです。
良質な睡眠のために特におすすめな香りは、ラベンダーやゼラニウム、オレンジ系の香り。リラックス効果抜群です!
良質な睡眠と正しいスキンケアで美肌と美容効果を狙おう
美肌を目指す上で、毎日のスキンケアや化粧品の選び方など、直接的な美容ケアはもちろん大切ですが、日々の生活習慣もとても密接に関わっています。
食生活はもちろんですが、意外と重要なのは”良質な睡眠”なのです。適切で良質な睡眠を取れると、健康効果はもちろん、美肌や美容効果は絶大です。
睡眠環境を整えることで良質な睡眠をとって、美肌にまた一歩近づきましょう。