敏感肌や乾燥肌のかゆみが止まらない!かゆみが止まらない場合の対処法Part④
敏感肌や乾燥肌、マスクによるトラブル肌には専用のスキンケアを
新型コロナウィルスの影響で、これまでになくマスクを長時間着用することになり、花粉症やアレルギー疾患などで普段からマスクを着用していない人でも、肌トラブルや湿疹、炎症などの肌荒れや肌トラブルで”敏感肌”になってしまった人が頻出しています。
新型コロナウィルス問題はまだまだ収束せず、長期化が見込まれている以上、マスクの着用は気長に付き合って行かなければいけない問題です。
敏感肌は、紫外線・化粧品などの外用剤・温度や湿度の変化・汗・ほこり・ダニ・金属・衣服の刺激などの外的要因だけでなく、
生活環境の変化に伴う心理的疲労・睡眠不足・栄養の偏り・暴飲暴食・生理・妊娠・更年期障害・ストレス・皮膚の乾燥を引き起こす疾患なども内的要因での原因もあり、原因や理由は多岐に渡ります。
また、女性が気をつけたいのがもともとは普通の肌であっても、「加齢」により敏感肌になってしまうケースも意外と多くあります。
そんな敏感肌には敏感肌専用の正しいスキンケアが必要です。そこで今回はそんな敏感肌のための正しいスキンケア方法を検証していきます。
敏感肌や乾燥肌、マスクによるトラブル肌にはとにかく”保湿”を!
スキンケアの基本は、お肌を清潔にし(洗浄)、うるおいを与え(保湿)、紫外線からまもる(遮光)ことですが、特に敏感肌・乾燥肌のスキンケアにおいては保湿が重要です。
健康で美しいお肌は、水分と油分のバランスがととのっていて、なめらかでうるおいがありますが、バリア機能が低下したお肌は、水分を保持できないため、みずみずしいお肌を保てず乾燥しがちです。
化粧水などの保湿剤は、乾燥したお肌に水分をあたえ、また乳液やクリームなど油分の入った保湿剤を重ねて塗布することで水分の蒸発を防ぐことで、保湿効果を高めます。適切な保湿をおこなうことで乾燥症状は軽減し、結果として肌あれを防ぎ、美肌にもつながっていきます。
適切なスキンケアアイテムを選ぶ
スキンケアをしっかりおこなうことはとても重要ですが、使用するスキンケア化粧品が刺激になってしまっては本末転倒です。敏感肌・乾燥肌にあった低刺激性の化粧品があるのをご存知ですか?
敏感肌や乾燥肌、マスクによる肌トラブルや肌荒れによる肌へは正しいスキンケア方法が大切ですが、そもそものスキンケアアイテムの選び方も大切です。
せっかくスキンケアを正しく行っても、専用のものでない、刺激が強いタイプのスキンケアアイテムでスキンケアをしても逆効果になることもあるからです。
マスクによる肌トラブルや肌荒れによる肌にも、敏感肌専用の低刺激性のものを使うようにしましょう。
まだ肌トラブルや肌荒れは起きていなくても、マスクの常用の影響が気になる方にもおすすめです。
敏感肌用のスキンケアアイテムの選び方のポイント
スキンケアの基本は洗浄・保湿・遮光・メイクの4つがあげられます。
1、洗浄 : 肌を清潔に保つ
2、保湿 : 肌に潤いをしっかり補給しキープする
3、遮光 : 紫外線や大気汚染物質などの外的要因からしっかり守る
4、メイク : メイクによる乾燥やメイクによる炎症などを防ぐ
洗浄であればクレンジング料や洗顔料、保湿であれば化粧水やクリーム、遮光はサンスクリーン剤(日やけ止め)といったスキンケア化粧品を使います。
敏感肌の方は、これらの化粧品を使ったときにピリピリしたりチクチクしたりするような、お肌に合わなかったと感じたことがあるかもしれません。
敏感肌では、お肌のバリア機能が低下しているために、外部刺激に敏感で皮膚トラブルを起こしやすくなっています。このような状態で化粧品を使用すると、場合によってはお肌がかゆくなったり、肌荒れが悪化したりといった影響がでることがあります。
ではお肌が敏感になっているときにはどのようなスキンケア化粧品を使ったらよいのでしょうか。
まずは、敏感肌向けに開発された低刺激性の化粧品を選びましょう。これらの化粧品では開発段階でお肌に刺激がないかが確認されており、さらに敏感肌の方が実際に使用する使用テストがおこなわれていることも多くあります。