お家に必ずある”味噌”でアンチエイジングと美容効果?!
どのご家庭にも必ずあり、お味噌汁の他にも、たくさんの使い方があり、どんな食べ方をしても美味しい味噌は、日本人なら絶対食べたくなる食品の1つですよね。
そもそも味噌とは、味噌とは1,300年もの長い間、日本人の食生活を支えてきた伝統食品です。日本料理の基礎調味料である「さしすせそ」の「そ」にあたり、米味噌・麦味噌・豆味噌・調合味噌などの種類があり、微生物の力で作り出される発酵食品でもあります。
大豆をこうじで発酵・熟成させることで、栄養価も風味もよりアップした、味噌。最近ではお通じ改善のほか、美肌作用、骨を強くするなど、健康や美容、アンチエイジングへの効果があるということなのですが、本当なのでしょうか?
今回は、日本人の必需品”味噌”の、アンチエイジング効果を見ていきます。
味噌は医者いらず!
「味噌は医者いらず」といわれてきた経緯がありますが、その健康効果のもとになるのが、発酵過程でできる豊富な栄養成分がポイントなのです。
もともと大豆には良質な植物性たんぱく質、コレステロールを下げる働きを持つリノール酸、女性ホルモンと似た働きを持つとされるイソフラボンなどが含まれており、味噌は大豆の成分がこうじの発酵・酵素作用によって分解され、体内で消化吸収しやすい形で含まれるのが大きな魅力です。
大豆にはない、または少量しかない”遊離必須アミノ酸”やビタミン類が多量に生成され、うまみや甘みをもたらし、美味しく食べながら有効成分を摂取することができます。
健康効果を高める味噌のとり方
もちろん健康効果は高い味噌ですが、健康効果をより高めるため、塩分が気になるならカリウムの多い野菜と
味噌汁1杯分の塩分は1.2~1.5g程度と多くはない。
それでも気になる人は塩分を排出する作用があるカリウムが多い食品(ホウレン草、春菊、サツマイモ、サトイモ、納豆など)を合わせるといいでしょう。
1日1杯を目安に毎日続けてとることがこつです。
お通じ改善やシミの改善、がん予防など味噌にまつわる多くの研究報告では、味噌は継続してとることが効果的とされるので、効果を期待するなら、1日1杯を習慣にしましょう。
いろいろな効果を期待するなら合わせ味噌がおすすめです。
味噌は種類や熟成期間によって成分や効果が異なる。様々な健康効果を期待するなら合わせ味噌を使いましょう。2種類以上の味噌を組み合わせると味に深みが出ておいしさアップも得られます。
味噌汁は”食べる美容液”
美肌になり、大豆をこうじで発酵・熟成させることで、栄養価も風味もよりアップした、味噌。 最近ではお通じ改善のほか、美肌作用、骨を強くするなど、健康や美容、アンチエイジングへのうれしい効果がたくさん報告されており、発酵食品の代表的食品の1つですが、”食べる美容液”とお言われるほど美容効果も高い食品なのです。
20〜40代女性を対象とした実験では、みそ汁を飲むと、皮膚の角層におけるセラミドを増加させるということが明らかになりました。これにより、肌の保湿状態がよくなり、キメが整うと考えられています。
また、「化粧ノリがよくなる」「毛穴の目立ちが改善する」など、肌の水分保持量がアップしたという報告が得られたのです。
【米味噌なら美肌・美白に】
シミを薄くするなど美肌に有効な成分は米こうじに多く含まれるため、白味噌など米こうじの割合が高い味噌を選ぶといい。また、味噌には角層の水分保持に関わるセラミドの産生を促す作用もあることがわかっています。
20~40代の女性22人を、淡色系米味噌を使った味噌汁と味噌なし汁を摂取する2群に分け、それぞれ1日2杯、4週間継続して飲んでもらった。結果、味噌汁摂取群は頬のシミスコアが改善したほか、頬のメラニン量も減少しました。
【豆味噌は骨を強くする】
豆味噌は大豆イソフラボンが多く、最近では骨粗しょう症の原因となる骨吸収を抑える作用も報告されていることでも有名で、他の味噌と比べて発酵熟成期間が長いため、褐色成分で抗酸化作用を持つメラノイジンが多いのも特徴です。
味噌は健康にも美容にも効果抜群!
味噌が健康に良いことは皆さんもご存知だったと思いますが、現在大注目の”発酵食品”は、健康効果だけでなく、美容効果も抜群でした。味噌は、なんと言っても”麹”のおかげで、”美白効果”や”美肌効果”が高いことが最大の特徴でもあり、メリットでもあります。美味しいだけでなく、美容や健康効果も高い味噌をたくさん食べて、美味しく綺麗になって、しっかり美肌になりましょう。