そのコリ、腕のねじれが原因かも
美容マニアのたかなし亜妖です。
腕のねじれ、と聞けば少し怖いイメージを持ちますが、これは素人が目に見えて分かるものではありません。
脚や骨盤など、間違った体の使い方をすれば全身に“ねじれ”が生じるのです。
現代人は長時間のパソコン作業やスマホの操作で、手や腕に想像以上の負担が掛かっています。
腕がねじれると肩と肩が凝り、背骨が固まり、呼吸が浅くなり……と不調続きになってしまう可能性も。
いくら肩周りをほぐしてもスッキリしない時は、腕のねじれを疑ってみましょう。
腕がねじれていく原因
ものを掴む、持ち上げるなど、手や腕を使う日常の動作は非常に多いですよね。
現代人はどうしても前かがみになる姿勢を取りがちなので、自然と腕・肩を内巻きにするシーンがほとんどでしょう。
実はこの時腕はひねりながら使われているため、同じ状態を何時間も続けていれば歪みが悪化するということ。
料理やパソコン、スマホ、車の運転、重い荷物を持ち上げる時、腕は気づかぬ間に内転していることをまずは知ってください。
「あ、腕が疲れたかも」と感じたら肩と一緒に外巻きにするよう意識するなど、ねじれを放っておくことのないように!
腕のねじれを解消するには
肩を内巻きにせず、前かがみの姿勢を長時間取らなければ腕がねじれる機会は減るかと思います。
しかし、パソコンやスマホを使わず、車にも乗らず、まっすぐな背筋のまま過ごすことは困難なはず。
ねじれた分だけ元に戻すよう心がけていくことで、ひどい歪みを予防することが可能です。
腕がだるい、疲れた、巻き肩気味になっていると感じたら、一度胸を外側に開きましょう。
- 肩を開いたまま、肘の下だけを外側にねじっていく。(この時、肩の安定が重要なので肘の上を片方の手で押さえる)
- 内側⇔外側を20回~30回程度繰り返す
これだけで内巻きになった肩や縮こまった胸が広がり、腕のねじれも解消できますよ。
初めて行う時、ねじれが強い人は痛みを感じやすいので力加減の調節を。
コツは肩から動かすのではなく、肘下のみの稼働を心がけることです。手のひらからくる疲れにも効果的なのでぜひ試してみてくださいね!