なんとかしたい!目の下の”クマ”。クマの種類を見極めよう!
肌トラブルなどをはじめとした肌の悩みは、アラフォー世代になるとどうしても避けられないテーマになってきます。
近ごろでは、さまざまな肌のトラブルに悩んでいる女性が非常に多く見られるようになりました。
ニキビなどの吹き出物やしみ、しわや目の下のクマなど、あらゆる悩みを抱えている女性のために、効果的な美白化粧品が開発されています。
特に、40代の女性の肌に潤いを与えながら目の下のクマを改善する働きのある化粧品は、多くの人から非常に高い信頼を得ているのです。
クマがあるのとないのでは、やはり印象が変わりますよね。クマは無い方が疲れていないスッキリとした印象になります。目元のクマによって老け具合も異なります。目の下のクマは眼輪筋の老化現象と言われますが、その他にも様々な原因があります。
クマの種類
一言にクマと言っても、クマには大きく3種類に分類されます。それぞれの種類によって、症状やカラーが異なり、それに伴って
【青クマ】
・目の下を軽く引っ張ると、クマが薄くなるのがこのタイプ。しかし完全には消えない。
・目の周りの毛細血管の血流が滞ることで、皮膚が薄い目の下が青黒く見える。
・血行不良、目の疲れ、寝不足などが主な原因。
【黒クマ】
・目の下にくぼみができていて、その影がクマに見えるのが黒クマ。上を向くと目立たなくなるのが特徴。
・加齢によって目の下の皮膚が薄くなったり、コラーゲンの減少によりたるみが起きてくぼむことが原因。
・むくみがあるとさらに目立つ。
【茶クマ】
・茶クマは、目の下を引っ張ったり上を向いてもクマが薄くならない。
・原因としては、目をこすったりすることで起こる色素沈着、角質の肥厚があげられる。
・小さなシミが集まることでも茶色く見える。
◆茶クマ対策
茶クマはその性質上、青クマや黒クマよりも解決に時間がかかることが多く、すぐに直すことができません。長期的に焦らず、じっくり治していきましょう。
【原因】色素沈着
茶クマの大きな原因は紫外線、または皮膚への刺激による色素沈着です。つまり、普段から激しく目を擦ったりしてしまっている場合はこのクマができる確率が高まるということになります。花粉症やアレルギーの方、そして女性の場合メイク落としの際に目を擦っていないか要注意です! また、小さなシミが集まることでも茶クマに見える場合があります。
【消し方①】保湿
茶クマができたら、まずはしっかり保湿から始めましょう。色素沈着の原因は皮膚そのものなので、茶クマ解消には皮膚を新しいものに生まれ変わらせる「ターンオーバー」が必要となってきます。保湿をすることでターンオーバーが促進されるため、まず第一にやることと言っても過言ではありません。乾燥すればするほど肌はくすんでいきます。ですから化粧品などは、保湿力に特化したものを選び、乾燥させないように注意しましょう。
【消し方②】ビタミンC
ビタミンCもターンオーバーに有効なものの1つで、食べ物ではレモンやアセロラ、キウイフルーツなどを摂取するのがおすすめです。さらに、ビタミンC誘導体が配合されたアイクリームや美容液を使うのが効果的です。ビタミンC誘導体とは、ビタミンCの進化系で肌への浸透率を上げたものです。ビタミンCだけではうまく浸透しない場合もあるので、できるだけビタミンC誘導体の含まれたものを選んでみてくださいね。
【消し方③】紫外線対策
紫外線は茶クマに直結する原因です!というのも、紫外線から肌を守ろうとして過剰に作られた”メラニン色素”が沈着してしまうからです。そのため夏だけでなく、年中紫外線対策をしっかりしておけばかなりの確率で茶クマが防げると思われます。夏場以外の時期は紫外線に無頓着なことが多いですが、日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりするだけでも全然違うのでおすすめです。
ちなみに茶クマのケアでやりがちなのがマッサージなのですが、これはむしろ逆効果なので厳禁です!マッサージで解消するのは次に説明する青クマでです。茶クマはマッサージの刺激で悪化する可能性があるので絶対にしないようにしましょう。
◆黒クマ対策
【原因①】肌のたるみ
黒クマは、上の2つとは違って皮膚の色自体が変わっているわけではありません。影が黒く目立っているだけです。加齢によってハリのなくなった皮膚はだんだんたるんできて、その下に影を落とします。コラーゲンの減少なども原因の1つです。アラフォーやアラフィフの女性の方はこの黒クマの可能性が考えられます。
【原因②】眼窩脂肪
原因①と似ていますが、「眼窩脂肪が飛び出てくる」というのも黒クマの原因になります。眼窩脂肪とは、目の周りにある眼輪筋という筋肉の内側にある脂肪のことで、眼輪筋がゆるんでくると、それに伴い眼球の重さに耐えきれなくなった眼窩脂肪が飛び出てきます。この飛び出た眼窩脂肪の下にできる影が黒クマです。
【対策方法】トレーニング
黒クマは筋トレで解決できます。目をぎゅっと5秒間閉じたあと、ゆっくりと大きく目を開く、といったエクササイズが効果的です。表情筋や眼輪筋を鍛えることで、皮膚のたるみをなくすのが目的です。
また、茶クマの項で挙げた保湿や青クマの項で挙げたマッサージは黒クマにも有効です。茶クマ・青クマに気をつけていれば自然と黒クマ予防にもなるということですね。
印象に関わる”クマ”は、しっかり見極めて適切な対策をとりましょう
今回は目の下にできるクマを特集しましたが、どうしてもクマは焦ってなんとかしようとしがちですが、まずは自分のクマの種類がなんのクマなのかをはっきりさせることが先決です!対処法は、クマの種類によって全然違ってくるので、良かれと思ってやったことが逆にクマを悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。次回は青クマの対策と、クマの見極め方に関してお届けします。