下半身ばかり冷える「下半身冷え症」を改善するには
美容マニアのたかなし亜妖です。
「年々足先が冷えると感じるようになってきた」「顔はほてるのに、下半身が寒い」「例年よりも厚手のタイツや靴下を着用する時期が早くなっている」
加齢とともに身体の冷えは気になってくるもの。30代を超えると腰から下にかけて冷えやすくなるため、注意が必要です。
また、つま先や足は冷えるのに、顔や上半身のみが熱く感じる“冷えのぼせ”も非常に悩ましい問題。
冷えは女性の大敵です。少しでも寒い冬を快適に、そして健康に過ごすためにも温活を今日から始めましょう。
下半身冷え症はなぜ起こるのか
身体の下半身だけ冷え、上半身のみのぼせてしまう。これは下半身冷え症と呼ばれ、多くの女性が抱える悩みです。
30代以降に発症しやすいのは、代謝が落ちて血流の流れが悪くなるから。
血の巡りが悪いために上半身がのぼせ、下半身にまで行き渡らないからこそ冷えを感じてしまうのだそう。
また、長時間のデスクワークで腰、お尻、脚が凝り、筋肉が固くなっているのも冷えの原因です。
年齢が進むと身体の柔軟さが失われるため、これが下半身冷え症を引き起こす原因にもなっているのだとか。
下半身ばかりが冷える女性は血流が滞っているので、生理中のトラブルや全身の凝り、肌荒れ、体重が落ちづらいなどの症状も出がち。
冷え以外にも当てはまる方は、血行を良くすることに意識を向けていきましょう。
下半身冷え症を改善する方法
下半身冷え症は全身の血流の流れを促すことで、徐々に改善されることが多いようです。
明日、明後日にすぐ治ることはありませんので、日々の積み重ねがとても重要になってくるということ。
- 湯船に毎日浸かる。難しい場合は足湯を。
- 座りっぱなし、立ちっぱなしの生活をしない
- 同じ姿勢を続けた後はスクワットや股関節伸ばすストレッチ、トレーニングを行う
- 毎日歩き、エスカレーターではなく階段を使う
- 冷たい飲み物、食べ物、甘いものを控える
- 血流を良くする漢方薬を病院で処方してもらう
同じ姿勢を続け、身体を動かさなければどんどん血流は滞っていきます。
特に冷えやすい女性は股関節周辺が動きづらく、固まりがちなので歩くこと、そして階段を使うなどの心がけが必要不可欠。
階段の上り下りを嫌う人は多いものの、股関節のいい運動になるのでぜひ続けましょう。
ジュースやアイスといった冷たくて甘いものは、冷えを助長します。
砂糖は身体を冷やしてしまうので飲み物は無糖の紅茶、お茶、お白湯など工夫をすると◎
冷え以外のトラブルを抱えている場合は医師に相談の上、自分に合った漢方薬を処方してもらうのもいいですね。
どの方法も即効性はありませんが、2~3カ月続けていくことで変化が現れます。
辛い冬場を縮こまって過ごすのではなく、アクティブに動いて悩みを吹っ飛ばしましょう!