爪で体の不調を見分けよう パート②
美容マニアのたかなし亜妖です。前回に引き続き爪の状態で不調を見分ける方法についてご紹介いたしますね。
「ネイルをする時に綺麗だったらいいや」とあまり爪に関心がない女性も多いのですが、一目で健康状態が分かるパーツだからこそ侮ってはなりません。大きな手術の時や妊婦さんも表面の状態が常に分かるよう、お医者さんが注意を払うくらいですからね。たかが爪、されど爪、ですよ!
もし状態が明らかに良くない場合は今すぐに生活習慣などを改善してみて。数か月後には元気な爪に戻っていくはずです。
白い縦すじが目立つ
女性に多い白っぽい縦すじ。基本的にすじは誰にでも入っていますので薄い線なら気にする必要はありません。けれども色味や線がクッキリとしすぎている場合は血行不良や栄養不足が考えられるでしょう。過度なダイエットをしすぎると非常に目立ちやすくなりますので、野菜や低カロリーのものだけといった食生活は避けます。脂質も糖質もある程度は取ってくださいね。
すじは若い頃はあまり分からず、年齢と共に線が濃くなっていきがちです。どうしても歳を重ねると血行が悪くなり、指先や爪が乾きやすくなるので保湿をたっぷりすることで多少は良くなっていきますよ。体内で補えない分は外部からケアしてあげるとGood。ネイルオイルなどは欠かさず塗ることで、強化にもつながるため一石二鳥です!
色がピンクじゃない
爪は本来薄いピンク色をしています。しかし体の不調が現れると白や紫などに色が変化してしまうのです!
恐らく「爪が白っぽい」と悩んでいる女性は多いかと思いますが、白は鉄分不足です。貧血の方によく見られ、症状が酷いと爪そのものの形状が反り返っている(※スプーン爪と言う※)ケースも。貧血が重度になれば紫色へと変わり、より一層悪化してしまいますので気を付けてくださいね。
またジェルネイルやスカルプを常日頃からしている場合は、緑色の爪にもご注意を。これはグリーンネイルといって爪にカビが生えてしまうことから変色に至ってしまうのです。ネイルが浮いた隙間から水分が入り、中で蒸発しきれないことが原因。
3~4週間に一度は必ずオフし、余計な菌が入らないようにしましょう。ネイルをつけっぱなしで何か月も放置している人によく発生するようです。