腕のダルさや肩凝りは「肘を真っすぐ伸ばせない」ことにあった?
美容マニアのたかなし亜妖です。突然ですがみなさんは肘を真っすぐ伸ばせますか?一度「前へならえ」の姿勢や頭上まで大きく伸びをしてみて欲しいのですが、その際に肘が曲がっている方は意外と多くいるかもしれません。
まさにこれは現代病の一つで、肘が曲がっている、変な方向へねじれていると腕の張りや肩凝りを招いてしまいます。デスクワークが多い人は特に腕からの疲れを感じやすいので注意しましょう。
なぜ肘が伸ばせないのか?
自分では真っすぐと腕を上げているつもりでも、自然と肘に角度がついてしまっていませんか?更に伸ばそうとすると腰を反ってしまったり、痛みを覚えたりと他の部位へ負担がでてしまうことも……。「いつから肘が伸ばせないのか」と聞かれても思い出せないはずですが、成人後に曲がるクセがついた可能性が高いのです。
これは腕の筋膜がしっかりと機能せず伸び切ってしまったことが原因と言われています。毎日のPC作業やスマホをいじるなど、長時間同じ姿勢を取り続け、更に似たような動作を繰り返していることから引き起こされているのだそう。結果的に腕の筋膜を全体的に使えていないことになるため、余計な疲れを感じやすい=凝りや張りへと繋がってしまうのですね。
肘が伸ばせないことにそもそも気づいていない人もいて、ヨガやピラティス、ジム通いなどフィットネスを始めてようやくハッとするケースが多いようです。
肘が伸ばせるようになるには
放置し続ければし続けるほど筋膜は緩み、腕のねじれはより一層ひどくなります。伸ばすと痛みを覚えるまでいってしまうと通常のマッサージだけでは治りません。もし危機感を覚えたのなら筋トレのプランクやブリッジなどで腕を伸ばすクセをつけてみてください。恐らく最初は安定せずグラグラするか、そもそもポーズを取ることさえ困難だと思います。
しかし使わないほど劣化するのが体ですから、怪我のない範囲で無理なく鍛えましょう。続けるうちに伸びるようになり、筋膜の収縮も感じていけるようになるはずです。
どうしても社会人は運動不足から筋力が低下しがち。それを防ぐためにも毎日少しずつストレッチやトレーニングをしてみましょう。肩凝りや腕の張り、ダルさに改善が見られるはずですよ。