誰しもがなる可能性あり!春のゆらぎ肌に要注意!Part①
「ゆらぎ肌」に要注意!どんな人もなってしまうゆらぎ肌とは?
皆さんは普段は特に肌トラブルが無い人でも、なぜか急に痒みが起きたり、不規則な生活などしていなくても急に肌荒れして吹き出物的なものができてしまったり、いつも使っている化粧品がピリついたり違和感があったり…女性なら誰しもがそんな経験があるのではないでしょうか?
敏感肌ではないのに、毎年この時期肌荒れが気になっていつもの化粧品が沁みてしまうなんてことはありませんか? その症状「ゆらぎ肌」かもしれません。
それが「ゆらぎ肌」といわれ流、まさしく一時的に肌が揺らいでしまう「ゆらぎ肌」なのです。
「ゆらぎ肌」とは’環境の変化や花粉などの外部刺激によって肌が肌のかさつき・かゆみ・ひりつきなど肌トラブルになってしまう’ことを言い、特に花粉・環境の変化によるストレス・寒暖差によるストレス・紫外線などが原因になってしまうことが多くあります。
ですから、季節の変わり目に肌がムズムズしたりかゆみがでたりと、何かと肌トラブルが頻発してしまうことがあるのです。
今回はそんな誰もがなってしまう可能性がある、「ゆらぎ肌」の原因とスキンケア法、おすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。今から「ゆらぎ肌」について正しく理解して季節の変わり目に備えましょう!
春はゆらぎ肌が多発する時期
実はこのゆらぎ肌、春先など、季節の変わり目になると肌の調子が崩れてしまう方は多いようです。特に春は中でもゆらぎ肌が頻発する時期です。
肌が普段より敏感になって、いつも使っている化粧品なのにピリピリして肌に合わないように感じてしまったり、ニキビや肌荒れなどのトラブルが起きてしまったり。こうした不安定な肌の状態なので「ゆらぎ肌」と呼ばれ、春は1年中でも最もゆらぎ肌になりやすい季節なのです。
その主な原因として、以下のようなものが挙げられます。
原因1 寒暖差の大きさ
暖かい日が続いたかと思えば、急に冬に逆戻りしたように冷え込む日があるなど、一年を通しても、春は気候の変化や寒暖差が大きい季節です。
また、春は一日の中でも日中と朝晩で大きな寒暖差が生じます。
こうしためまぐるしい気温の変化に身体が対応しきれず、春は自律神経のバランスが乱れがちです。結果、ホルモンバランスなどにも影響が生じ、肌にトラブルが起こりやすくなるのです。
原因2 環境や生活リズムの変化
新年度が始まる春は、職場や家庭での環境がそれまでと大きく変わることが多い時期です。自分自身には大きな変化がないという人でも、職場での環境の変化や仕事内容の変化、家族の生活環境に変化があったりなど周囲の影響を少なからず受けることになるものです。
このため春は心身にストレスを受けやすく、これも自律神経の乱れや肌トラブルを引き起こす原因になります。
原因3 乾燥、紫外線、花粉などの影響
空気が乾燥する季節は冬ばかりだと思いがちですが、春先はまだまだ空気が乾燥しています。肌が乾燥すればバリア機能が低下して、外部からの刺激によるダメージを受けやすくなってしまいます。
それに加えて、春は一気に紫外線量が増えたり、大量の花粉が舞ったりと外部刺激が多くなる季節でもあります。現代は近年花粉だけでなく、PM2.5などの大気汚染物質の飛散も増加しています。
敏感な状態の肌にこうした様々なダメージを受けることで、普段よりも肌荒れやニキビなどができやすくなってしまうのです。
ゆらぎ肌になる原因は、「花粉・環境の変化によるストレス・寒暖差によるストレス・紫外線など」とご説明しましたが、それらはいわばきっかけにすぎません。
本当の原因は、肌のバリア機能が低下したことによって刺激に弱くなり結果的にゆらぎ肌の状態になってしまうというわけです。
つまり、バリア機能を正常に保つことで、ゆらぎ肌を寄せ付けない肌になるのです。
「ゆらぎ肌」を寄せ付けないために不可欠な「 バリア機能」とは
バリア機能とは、肌表面にあるラップほどの薄さの角質層がうるおいを蓄え、外部刺激から肌を守る働きのこと。バリア機能が低下している状態というのは、レンガのように積み重なっている角質層がバラバラになっているため、隙間から肌内部の水分が蒸発・外部刺激を受けやすい状態になっています。
しかし、バリア機能が正常だと、規則正しく並んだ角質層が水分を十分に保ち、外部刺激も跳ね返します。なので、バリア機能が正常だと外部刺激が多い季節の変わり目にも肌がゆらがないというわけなのです。
このバリア機能を正常にするのに欠かせないのが、角質をレンガのように規則正しく並べ接着剤の役割をしている細胞間脂質という成分。耳なじみのない成分ですが、主成分はおなじみ、セラミド。その割合はなんと50%! そのため、バリア機能を正常にするにはセラミドを肌に与えてあげるのが大切です。