いつも目がショボショボ……。慢性的な疲れ目は別に原因があるかも?②
美容マニアのたかなし亜妖です。前回の記事で眼精疲労の原因は目元だけでないことをお話していきました。
腕や肩、首の疲れ、反り腰には十分な注意が必要です。いかに体は繋がっているかが理解できたことでしょう。
今回は不調の改善にフォーカスして解説を行いますよ☆良くない部分をそのままにして年を越さず、「その年の不調はその年のうちに」解決しておきましょうね。
首の後ろから頭痛、目の疲れが来る場合は
首の付け根から後頭部の下あたりより頭痛がきて、目の痛みも同時に襲う場合は首、肩、背中のハリが原因かもしれません。だいたいここが痛み出すと上半身がカチコチに凝り固まりやすいので、早い段階で対処したいものです。
首をグルグル回すだけでは解決しないことも多く、鎮痛剤が効きづらい可能性も。背面や肩のコリからほぐすことが先決なので、無理のない範囲で左右・前後に伸ばす、背中を丸める→反らすを繰り返し行ってみてください。頭が痛い時は激しい動きは禁物なので、自分のペースを守りながらゆっくりとチャレンジを。
また頭痛のせいで光や音に敏感になっているのなら照明を暗くする、静かな場所で取り掛かるとよりGOOD。先にお風呂へ入り、湯船につかる→入浴後ストレッチの流れも効果が期待できますよ。
目と頭が重い場合は
頭がぼーっとして目がかすむ、重い場合は目の疲れが蓄積しているか、頭そのものが凝っているかも。
物事をたくさん考えた時、仕事がハードだった時など、疲労が大きい時に体はこわばりがちです。もちろん顔や目にも緊張が走っていますから、頭皮の血流が悪くなるのは珍しいことではありません。歯を食いしばったときにポコッとなる、耳の上の側頭(そくとう)筋や頭の頂点を優しい力でもみほぐしていきますよう。
首の付け根や頭には目の疲れに効くツボが多数あるので、プッシュしていくと視界もクリアになります。
肩が丸まって呼吸がしづらい時、首、肩、目全体がツライ時は
胸を反らそうとしても丸まる、肩が内側に入る、上半身全体が辛い時は腕が原因であることも多いです。腕が疲れると体が全体的に前へ引っ張られやすくなるため、上半身が酷く凝り、さらに反り腰を引き起こしてしまいますよ。まっすぐに体を保てなくなることが、全身の歪みを発生させるのです!
たくさんタイピングをして腕が疲れていそうな場合は、まずわきの下を伸ばしましょう。肘から下ばかりをアプローチするのではなく、“腕の付け根”からがコリを解消するヒケツ。そうすることで肩の可動域も広がり、腕のハリもずいぶんと楽になるかと思います。
そこから肘の下、手のひらを伸ばすことを行ってみて。指先をこちらに向けて床に手をつくと、手全体が広がって一気にダルさが取れるもの。ここをケアしたら首が軽くなった!なんてこともありますので、作業量が多い時はストレッチをこまめにするのがベストです。