増えている”オトナ女性のニキビ”の原因とはpart1
最近、ニキビに悩んでいる20代~30代の女性がとても増えているようです。オトナ女性になるとニキビは”吹き出物”と呼ばれ、できてしまったらとても落ち込みますよね。
ニキビが急にできて、10代の頃と同じケアをしたけれどなかなか治らない、という人がいらっしゃると思います。これらは思春期にできるニキビとは、原因も対策も違うので実は注意が必要なのです。
季節の変わり目に起きやすい吹き出物は、大人になっても多い肌トラブルの1つでもある”大人ニキビ”です。いつもスキンケアには気をつけているのに、ある日ポツンと現れる吹き出物は、20代に多い皮脂詰まりのほか、30代のターンオーバーによる毛穴詰まりなど、原因はさまざまで、特定が難しいこともあります。
そもそも”大人ニキビ”とはどうゆうものなのか?
通常、ニキビといったら思春期のものを連想することが多いかと思いますが、最近は20~30歳代の“大人の女性”の大きな悩みの一つとなってしまっているのです。
思春期のニキビなら、額や鼻などTゾーンにできやすく、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌が増えるために毛穴が詰まってしまうことが主な原因であることが多いです。 このため、こまめな洗顔で治療や予防することができますが、”大人のニキビ”は、ほほや口周り・あごなどにできやすく、皮脂の分泌だけでなくメイクの洗い残し・過剰なスキンケアなども原因になることもあるのです。 また、ストレスや睡眠不足、女性ホルモンのバランスや食生活の乱れなど、体の内側に原因がある場合も多くあるのが”大人ニキビ”の特徴です。
大人のニキビは、体の外側と内側、両方からのケアが必要とであるのがポイントになります。
【原因】
睡眠不足
午後10時から午前2時の時間帯は、”ゴールデンタイム”と呼ばれる肌の新陳代謝が活発になる時間帯です。その時間に寝ずに起きていると、お肌のトラブルを引き起こしやすくなります。逆に言えばこの時間にしっかり良質な睡眠が取れればお肌にとっていい環境が作れます。
暴飲暴食
1日2食だけの食事、夜食や間食の摂りすぎ、脂肪の摂りすぎ、過度の飲酒などは、ニキビのもとになりやすいです。
生理周期やストレス
この時期はどうしてもホルモンバランスが乱れがちになってしまいます。それが原因で皮脂分泌が過剰になったり、肌荒れをおこしやすくなります。
【特徴】
・オイリー肌の人だけでなく、乾燥肌の人にも大人ニキビはできます。
・ほほや口周り・あごなどに、一つ大きくできることが多く、また、同じ場所に繰り返しできたりします。
・季節を問わずでき、治りにくく、化膿しやすく、色素沈着しやすいのが特徴と言えます。
30代の吹き出物の原因と注意したい食べ物
吹き出物と似た皮膚症状であるニキビは、思春期~20代頃までによく見られる肌荒れとされています。10代や20代の若い頃は女性ホルモンの分泌が非常に盛んなため、皮脂の分泌も活発になりがちです。そのため過剰に分泌された皮脂は固まって毛穴を詰まらせやすくニキビの原因になります。
それに対して吹き出物は、同じように毛穴の詰まりによって引き起こされる症状ではあるものの、”皮膚のターンオーバー=新陳代謝が乱れること”が原因。皮膚のターンオーバーが正常に行われなくなると、皮膚表面の角質層が硬くなって毛穴が詰まりやすくなるのです。
30代を過ぎた女性は、どんなにケアを徹底していてもターンオーバーが乱れ安くなってしまうのです。10代や20代の頃のニキビはおでこや鼻周りなど皮脂の分泌が多い部位にできやすいのですが、30代以降にできる吹き出物は、あごや口周り、頬など比較的乾燥しやすい部位にできやすい傾向に変化するのが特徴です。
また、ストレスや食生活の乱れなどの生活習慣のの乱れは、ダイレクトに影響します。ですから若い時よりも色々と気をつけなければならないのです。
また、食べ物は特に影響します。油分・糖分の多い食べ物や香辛料が強い食べ物、脂質や糖分、の取り過ぎ、また、食事の時間帯も注意が必要です。
”大人ニキビ”はできてからが肝心
思春期の頃の若いニキビと違って、大人ニキビはできてしまったらきちんと治す、”治し方”にも注意が必要です。跡ができてしまうとなかなか治りにくくなってしまうからです。しかしやはりまずは出来るだけならないように”予防”することが大切です。ストレスなどがあれば意識的に発散するようにし、食生活は自分で気を付けれることなので意識的な食生活を心がけましょう。次回はそんな”大人ニキビ”の治し方について特集します。